しずもりの家

自然に溶け込む外観を意識し、室内の垂木をあらわしにした天井と、その垂木が外の軒まで長く連続することで、空間の広がりと内外のつながりを表現した。傾斜地の特徴を活かし、道路からの視線を遮るよう窓の配置や植栽の位置に配慮。南側の庭へは室内から直接アクセスできるよう設計し、庭を眺めながら暮らせるよう大きな掃き出し窓を多く設けた。冬の寒さ対策として薪ストーブを採用し、ご夫婦がゆったりとした時間を過ごせる工夫をした。お二人の終の棲家として相応しい自然との調和を大切にしつつ、快適で心豊かな暮らしを過ごせるようご提案しました。